22. ラバト (マルタ)さて、マルタの首都にして聖ヨハネ騎士団の要塞都市ヴァレッタでの予定は終了。見たいと思っていた場所は、全て見て歩いたかな。余った時間を利用して、イムディナ(あるいはムディナ)とラバトへ行くこととした。(ラバトとイムディナは隣接している。その位置に関しては、マルタの略図を参照くださいな。) タクシーで行っちゃおうかな・・・なんて思ったんだけども、今回は学生の様な旅をするという決意で来ている。バスで行かなきゃイカンよね。というわけで、ヴァレッタのシティ・ゲート前のバス・ターミナルから、バスに乗り込む。 暴走バス 私が乗り込んだバスの運転手(下の画像)は、昨日のバスの運転手のようなヤサ男じゃなかった。
暴走族だ。左手はギア・レバーから離れない。ギア・シフトしながら急加速することが趣味みたいな奴である。
なかなかエエとこあるやん !もちろん、そんな暴走バスでも、バス停では停車する。これが商売なのだから仕方がない。あるバス停での話。かなり高齢の御婦人が、大きな荷物を下げて乗り込もうとした。ところが、荷物が重すぎて、バスの乗車口を登れない。 ドア近くに座っていたイギリス人カップルの彼が、すっくと立ち上がっておばあさんの荷物を持ってバスに運び込む。それを見た暴走運転手は、彼に向かって礼を言いながら頭を下げる。 なかなか良い奴じゃないか。しかし、ひとたびバスが走り出すと、やっぱりこの運転手は暴走族だった。 ラバトに到着やがてラバトに到着。ラバトはイムディナの弟みたいな街だ。イムディナが貴族の街ならば、すぐ横のラバトは庶民の町なんだそうな。その二つの街は、すぐ近くに隣接しているんだ。ラバトの聖パウロ教会そのラバトの中心パリッシュ広場に面して立つのが、聖パウロ教会(下の画像)。
建設されたのが 1572 年というから、オスマン・トルコの艦隊がキリスト教徒連合艦隊に敗れたレパントの海戦の翌年の建物ということになる。 食べそびれた ・・・それにしても腹が減った。ちょっと遅くなったけど昼食にしようと、パリッシュ広場に面して立つ数軒のレストランに入ってみる。しかし、どの店も今から閉店するところだという。結局、食べるところを見つけることは出来ず、空きっ腹を抱えて観光を続けることになった。
ラバトにある聖パウロの地下墓地
ラバトの路地をたどったところに、聖パウロの墓地(右の画像)がある。入場料 1 マルタ・ポンドを払い、狭い階段を下りれば、そこは地下墓地。 薄暗い地下墓地はまるで迷路だ。ところどころに明かりが灯されてはいるが、その影に入れば真っ暗闇に近い。 しかも、あちこちに埋葬に使われた穴が残っている。今は人骨は残されてはいないんだけど、心身ともに涼しくなる場所だった。(だから、デジカメを使う気になれなかったんだ。)
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