聖ヨハネ騎士団の島 マルタ

ヴァレッタ、スリー・シティーズ、ラバト、イムディナ
2000年5月

5. ヴァレッタで泊まったホテル (マルタ)

ホテル・ブリティッシュ

ヴァレッタ市内のホテルに帰り着いた。その名はホテル・ブリティッシュ。少なくとも名前だけは立派だよね。既に書いたけど、到着してすぐにトラブルもあったけどね。

マルタの首都ヴァレッタで泊まったホテル・ブリティッシュの外観 マルタの首都ヴァレッタで泊まったホテル・ブリティッシュの外観 マルタの首都ヴァレッタで泊まったホテル・ブリティッシュの外観 マルタの首都ヴァレッタで泊まったホテル・ブリティッシュの外観

ホテルの外観は上の画像の通り。斜面に立っているから、ちょいと斜めに見える。1 階右手に玄関がある。2 階にはレストランのテラス、3 階のバーにもテラスがある。ホテル・ブリティッシュという名前は立派なんだけど、料金は安い。朝食付きでシングル一泊が、10 マルタ・ポンド(2,600円)。

これほどに安いホテルに泊まるのは、学生時代以来だ。しかし、これも敢えて選んだ道。今回は一人旅ということもあり、学生時代のような旅をしたかったんだ。

ホテル・ブリティッシュの部屋

下にあるのが、私の泊まったホテル・ブリティッシュの部屋の画像。カメラが良いのか、画像では実物よりもキレイに見えているなあ。

マルタの首都ヴァレッタで泊まったホテル・ブリティッシュの部屋

ところが実体はヒドイものだ。冷蔵庫は無い。部屋にトイレも無い。シャワーはコンクリート・ブロックを積み上げてペンキを塗っただけ。シャワーを浴びていると、ビニールのカーテンがペタリと背中に張り付く。

しかも、隣室の物音は筒抜け。どうも隣室にはカップルが泊まっているらしく、一人旅の私の安眠を妨害する。ようやく眠り込んだと思ったら、真夜中にシャワーのボイラーがお湯を沸かし始め、再び安眠妨害だ。

ベッドに目を向ければ、毛布には様々な色の髪の毛がついていた。が、清潔なシーツで毛布を包みこめば、眠れないわけではない。そのベッドは、私にさえも小さい。エア・コンは、見当たらない。心地よい季節だから苦にはならないけどね。

電話機だって不便極まりない。部屋から外線で電話をかけることは出来ず、必ずホテルの係を通すことになる。窓はあるが、カーテンを下ろしておいた方が雰囲気が良いというほどの景色。

(コンクリートの牢獄の壁をピンクに塗ったような部屋やな。)

しかし、もともと料金が安いのだから、裏切られたとは言えないよね。覚悟を決めて泊まれば、それなりのものだ ・・・ と思う。コスト・パフォーマンスは決して悪くは無い。馴れの問題だ ・・・ たぶん。






でも、ホテル・ブリティッシュの場所は最高 !!

そんなホテル・ブリティッシュなんだけど、立地は最高なんだ。1998年にマルタを旅行(旅行記「マルタ・ゴゾ入門」)したときは、セント・ジュリアンにある最高級リゾート・ホテルに泊まった。しかし、そこからヴァレッタを観光するのは、いささか不便だったんだ。今回の旅の目的からすれば、ヴァレッタの真ん中にあるこのホテル・ブリティッシュの方がロケーションが良いのは間違いないね。

まず、ホテルからはヴァレッタのバス・ターミナルが近く、バスで移動するには便利が良い。(今回は「学生のような旅をする」という趣旨から、タクシーは使わずバスと徒歩で移動する覚悟を決めている。)

しかも、景色の良いアッパー・バラッカ・ガーデンのすぐ下にあり、ホテル内のレストランやバーのテラスからは、スリー・シティズの最高の景色を見ることが出来る。それが下の画像だ。グランド・ハーバーの向こう、真正面に聖アンジェロ城砦(オスマン・トルコによるマルタ侵攻の際に聖ヨハネ騎士団が守り抜いた城砦)が見えている。

ヴァレッタ市内にあるホテル・ブリティッシュから見た聖アンジェロ城砦(マルタ)

マルタを旅行した読者の方からのお便り

ところで、旅行記を読んでからマルタを旅行した「くみサン」からお便りを戴きました。2002年5月にマルタを旅して、帰国した後にメールを送ってくれたのです。参考になるかもしれないので、下にご紹介しますね。(掲載に関しては、もちろん御本人の了解を得ていますよ。)

キク さま

こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?先日は、マルタのことについていろいろ教えていただきありがとうございました。無事に帰ってきました。

あちらに行く前は、準備に追われてしまい、お礼も申し上げず、失礼いたしました。厳密な意味での一人旅は初めてだったのでちょっとあせってしまったのです。

少し心配していたブリティッシュホテルですがかわいらしいきれいなお部屋でした。海側ではなかったのですが、ベランダのあるお部屋でちょっと嬉しかったです。(リフト動いてました!)また、グランドハーバーの眺めは素晴らしいし、本当に便利な場所にあり、よかったです。

ゴゾでは3泊したのですが、初日の暑さに少し参ってしまいあまり動けませんでした。この暑さはゴゾでも特別だったらしくその影響で次の日はすごい霧でした。最終日には、ボートツアーでコミノへ行ったのですが、その日は帰りに雨に降られるし、いろんなお天気を体験してしまったようです。

もちろん、ゴゾチーズもワインも食べて、持って帰ってきました。(でも、やはり現地の空気の中で食べるのが一番おいしいと思いました)袋はたくさん持っていったのですが、不安だったのでホテルの袋もいただいて、無事に帰ってきました。しかし、けっこう袋の中にオイル?がもれてしまい、ダメにならないかなぁとちょっと心配です。

終わってみると、本当にあっという間だったなと思います。私の表現力では上手く言い表せないのですが、とにかくとってもあの国が好きになりました。ぜひ、また行ってみたいと思っています。

マルタ以外もいろいろと訪れてみたいので、また旅行記読ませていただきますね。今回は本当にありがとうございました!これからも素敵な旅をなさってください!!

くみ

くみサン、わざわざメールをありがとうございました。楽しんで来られたようですねえ。私ももう一度マルタへ行きたくなっちゃいましたよ。

ところで、上のメールの中に出てくるゴゾに関しては、もう一つのマルタ旅行記 「マルタ・ゴゾ入門」に書いてありますよ。(マルタのワインゴゾ・チーズに関するページも有ります。)

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関連書籍

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