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聖ヨハネ騎士団の島 マルタ
ヴァレッタ、スリー・シティーズ、ラバト、イムディナ
2000年5月
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3. ヴァレッタを歩く -1 (マルタ)
聖ヨハネ騎士団の主聖堂だった聖ヨハネ大聖堂は夕方の 5 時に門を閉ざす。残念ながら、大聖堂付属美術館には入ることが出来なかった。そこには、イタリア・バロックの画家カラヴァッジョの代表作の一つ「聖ヨハネの斬首」などの名画があるはずなんだけどね・・・残念。
敬虔なカトリックの国 マルタ
気を取り直して、聖ヨハネ騎士団によって建設された要塞都市ヴァレッタの街(マルタの首都)を歩く。
街のあちこちで見かけるのが、右の画像のようなキリスト教にまつわる聖像だ。
カトリックの国では街角に聖像を見ることが多いんだけど(例えばアイルランドのアラン島でも多くの聖像をみかけたね)、街を歩いて見かける聖像の数で言えば、マルタが群を抜いている。マルタは極めて敬虔なカトリックの国なんだ。未だに離婚も認められていないらしい。
オスマン・トルコの艦隊が入った マルサイムシェットの入り江
ヴァレッタの街の西側の岸壁を歩く。そこから見えたのが、のんびりとヨットが浮かび、明るく輝くマルサイムシェットの入り江(下の画像)。遠くにはマヌエル島も見えている。
のどかな風景なんだけど、15世紀にはここが戦いの場所になったんだ。1565年5月、マルサシュロック湾で部隊を上陸させた後、マルタに侵攻してきたオスマン・トルコの艦隊は、このマルサイムシェットの入り江に入った。
聖エルモ城砦の前のカトリックの聖像
聖エルモ城砦の前を歩く。もちろん、夕方も遅い時刻だから、既に城砦の入り口の扉は閉じられていた。
聖エルモ城砦の前の民家の壁には、やはりカトリックの聖像(右の画像)。私の気に入りの聖像なんだ。厳かではなく、むしろ和やかな雰囲気なのが良いでしょ。
でもね、この聖像の前にある聖エルモ城砦は、オスマン・トルコの上陸の際には悲劇の舞台となった場所なんだ。大軍を前にして聖エルモ城砦を守ろうと戦った聖ヨハネ騎士団の騎士たちは、ついには全滅し、聖エルモ城砦はオスマン・トルコ軍の手に落ちている。(やがて、オスマン・トルコ軍がマルタから撤退し、城砦には再び聖ヨハネ騎士団の八角十字の旗が掲げられたんだけどね。)
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ヨーロッパ三昧とヨーロッパの歴史風景
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