マルタのワインを飲む20. マルタで買ったワインこのページでは、マルタで買い、ロンドンに持ち帰って飲んだワインをご紹介します。
右の画像を見てわかる通り、次のワインはラ・ヴァレッテにちなんで名づけられている。1996年産の赤ワイン。オスマン・トルコのマルタ侵略を撃ち返し、新しい首都ヴァレッタを建設した聖ヨハネ騎士団の騎士団長の名をもらったわけだ。 しかし、この値段はなんだ !! 1.21マルタ・ポンド ・・・ 。尊敬する聖ヨハネ騎士団のヴァレッテ騎士団長の名をつけながら、400円とはけしからん !! といっても問題は味だ。ともかくワインを飲んでみる。 ・・・ ブドウの品種は明記されていないが、色は濃く、香りは少しボルドーに似ている。だが、 ・・・ 味には力強さが全くない。熟成させても絶対に良くはならない。むしろ味が落ちるばかりだろう。しかも、嫌な苦味がある。赤いワインもどきの液体にボルドー風の香りだけをつけた代物。 しかも、観光客目当てだかどうだか、騎士団長ヴァレッテの名をつけるという根性が気に食わん !!
とはいえ、もったいなくも騎士団長ヴァレッテの名を持つワインだからして、飲み残すのもしゃくにさわる。というわけで、騎士団長に関する資料を読みながら、とにかく飲み干した。
次のワインの名は「オートヴィル」。1996年産の赤ワイン。マルタ空港の免税店で 3.50マルタ・ポンド(約 1,100円)で買ったものだ。ブドウの品種はカベルネ・ソーヴィニョン。ボルドー系というわけだ。ブドウの産地の明記はないけどね。 ワインをグラスに注ぐ。なんと濃厚な色 !! 香りもしっかりしている。味は ・・・ おっ、なかなかいける。口の中がしびれるほどタンニンが強いが、悪くないぞ。欲を言えば、更に 2 年ほど寝かせておけば、更に美味いに違いない。これは良い買い物をしたね。 さて、このワインの名前「オートヴィル」だが、かつてマルタを支配していたノルマン系の貴族の名前だ。マルタ島は西暦870年にアラブによって征服されたが、そのマルタをキリスト教徒の手に奪い返したのが、オートヴィル家の伯爵ロジェールだった。 このワインのエチケット(ラベル)には、馬上の騎士が紅白の旗を人々に手渡しているところが描かれている。これは伯爵を歓迎してくれたマルタの人々に、伯爵が属するオートヴィル家の旗を与えたところだ。と、ボトルに書いてあった。
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