ベルニーニの「アポロとダフネ」
上に御紹介したダヴィデ像よりも前に制作を開始し、西暦1625年にやっと完成したベルニーニの作品がある。それが、彼の若き日の傑作の一つと言われる「アポロとダフネ」あるいは「アポロンとダフネ」(下の画像)なんだ。
ある日、若きアポロ(アポロン)は、イタズラなキューピッドによって黄金の矢を射られてしまった。その矢には、恋心を生む魔法がかけられていたんだ。そして、アポロはダフネに恋をし、彼女を追いかけまわす。
ところがダフネは鉛の矢を射られていた。鉛の矢には、恋を嫌う力が秘められていたんだ。そして、追いまわすアポロから美女ダフネは逃げまわるわけだ。
ところがアポロは俊足だった。古代ギリシャのオリンピックで最初の金メダルの受賞者だからね。やがてアポロは美女ダフネをつかまえてしまう。「男の心を惑わすこの姿を変えて私を滅ぼしてください !! 」とダフネは神に祈った。
その結果、美女ダフネの髪の毛は木の葉となり、腕は小枝となり、すらりと伸びた足は木の根となり、彼女は月桂樹になってしまった。ベルニーニが表現したのは、月桂樹に変る瞬間の美女ダフネの姿だった。
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(アポロンは古代のストーカーやったんやな !! )
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