「競技者アポクシオメノス」の像
ピオ・クレメンティーノ美術館の誇る古代彫刻の中で、最初に御紹介するのは、右の画像にある「競技者アポクシオメノス」の像。
1949年に発見されたこの像のオリジナルは、紀元前320年頃にリュシッポスによって制作されたブロンズ像なんだ。(アレクサンダー大王が亡くなった直後の時代かな。)
それを1世紀頃に大理石でコピーしたのが、右の画像にある作品。競技を終えた古代ギリシャのアスリートが、身体の汗をぬぐっているところを描いているらしい。(亡くなったアレクサンダー大王を慰労するわけじゃないだろうけど・・・。)
ブラマンテの螺旋階段
下の画像に写っているのは、古代彫刻ではないけれど、16世紀にブラマンテが設計した螺旋階段。馬に乗ったままでも登ることが出来るらしいよ。今は鉄格子に囲まれて立ち入ることができないけどね。
余談ながら、西暦1506年に建設の始まったサン・ピエトロ大聖堂。その設計主任がブラマンテだったんだ。
八角形の中庭あるいはベルヴェデーレの中庭
下の画像に写っているのは、ピオ・クレメンティーノ美術館の中にある「八角形の中庭(あるいはベルヴェデーレの中庭)」。16世紀のローマ教皇ユリウス2世(ジュリオ2世)は、かつてオレンジの木が繁っていたこの庭に、多くの彫刻を運び込んだんだそうな。その後、クレメンス14世の命によって改装され、庭は八角形となったらしい。
上の画像のところどころに多くの観光客が集まっているのが見えるかな。この八角形の中庭(ベルヴェデーレの中庭)の周囲には、ピオ・クレメンティーノ美術館の、というよりはヴァティカン博物館・美術館の誇る古代彫刻の傑作が並んでいるんだ。その古代彫刻の傑作は次のページで御紹介しよう。
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