いよいよ、世界遺産 パエストゥム遺跡パエストゥム国立考古学博物館を見終わり、いよいよ世界遺産パエストゥム遺跡を歩き回る。その前にちょっとお詫びなんだけど、パエストゥム遺跡のページは、ちょっと重たいかもしれないな。というのも、お見せしたい画像が多いから。でも、青空の下の古代ギリシャ遺跡を是非ともじっくりと見て欲しいから、少しガマンしてね。 それから、古代パエストゥムの街の歴史を予習しておきたい方は、姉妹サイト「ヨーロッパの歴史風景」の中にある古代パエストゥムの歴史のページを読んでおくと良いかも。 まずはアテナ神殿(あるいはケレス神殿)
国立考古学博物館の前にある入口からパエストゥム遺跡に足を踏み入れる。そこから見えるのが、右の画像にある風景。松の木の向こうに見えているのは、アテナ女神に捧げられたアテナ神殿。18世紀の学者達は、この建物をケレス(セレス)の神殿だと考えた。今でもそう書いているガイドブックもあるけど、正しくはアテナ女神の神殿だと考古学博物館で買った資料には書いてある。 松の木の間を抜けて、アテナ神殿に近づいていく。足許に散らばる石材は、紀元前 580年頃に建てられた別の神殿の礎石なんだそうな。
戦争をつかさどるアテナ女神この神殿の周囲では、ヘルメット・鎧・盾などで武装した女神像がたくさん発掘されたらしい。古代ギリシャで戦争をつかさどるといえば、アテナ女神だよね。アテナ女神は知恵・学芸・芸術と並んで戦争の女神でもあるらしい。対してケレス女神は豊穣をつかさどるんだ。そんな出土品の状況も、この建物がアテナ神殿であると考えられるようになった理由の一つなんだって。 やがてパエストゥムの街が古代ローマ帝国の支配下に入った後、この神殿ではミネルヴァ女神が祀られていたらしい。古代ローマのミネルヴァ女神は、古代ギリシャのアテナ女神に相当する神なんだって。 紀元前 500年頃に建てられたアテナ神殿
このアテナ神殿は紀元前 500年頃に建てられた。アルカイック期から古典期への過渡期の建物なんだそうな。つまりは 2,500年も昔の建物...。当時、この神殿は赤や青の塗料、金メッキされたブロンズなど華やかに彩られていたんだそうな。今ではサンド・ストーン(砂岩)の自然の色に戻っているけどね。
それにしても良い天気だよね。古代ギリシャ神殿が青空に映えているよね。但し、このところ続いている異常な暑さがこたえる。帽子とサン・グラスと汗を拭くタオルは必須のアイテムだね。
聖なる道とヘラ神殿(あるいはネプチューン神殿)
アテナ神殿を見終わったら、パエストゥムの聖なる道(右の画像)を歩き、地下神殿や古代ローマ時代のフォロを見て、その向こうにある二つのヘラ神殿(かつてはネプチューン神殿とバシリカと考えられていた建物)を見る予定。しかし、暑い !! 水牛のステーキを食べたレストランで買っておいた水がどんどん減っていく。このボトルが無かったら、今頃は干からびていたね。
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