アマルフィ遠望アマルフィの塔の中にあるレストランで、シーフード・スパゲティとトマトとバジルのスパゲティを堪能したんだけど、そのアマルフィの塔で楽しめるものがもう一つあるんだ。それが下の画像にあるアマルフィの街の風景。お腹も足りたし、そろそろ憧れのアマルフィの街を歩いてみるか。
月の修道院ホテル「ルナ・コンヴェント」の横にあるアマルフィの塔から、右の画像にある海岸通を歩いて、アマルフィの街へと向かう。陽射しは強いけれども、地中海を渡ってきた海風が心地よいんだ。そして、次第に大きく見えてくるアマルフィの街。 中世イタリアの海洋国家の旗近づいてくるアマルフィの街の上に翻っているのが、下の画像にあるいくつかの旗。どれが何の旗だか、わかるかな ?? (右端に写っているイタリアの国旗は別として。)
イタリア国旗の左に写っているのは、イタリアの海洋国家を代表するヴェネツィアの国旗。ヴェネツィアの守護聖人サン・マルコのシンボルとなっているライオンをモチーフにしてデザインされた旗だね。 ヴェネツィアのライオンの旗に隠れているのは、斜塔で有名なピサの国旗だね。 そして、その次はイングランドの聖ジョージの旗...?? 確かにそうだね。でも、ここではジェノヴァの旗と考えてほしいんだ。実はジェノヴァもイングランドと同じく聖ジョージを守護聖人としているから、国旗も同じになっているというわけだ。 最後に一番左にある旗。これがアマルフィの旗。どこかで見たような八角十字の旗。そう、キプロス、ロードス、マルタなどを拠点にイスラム教徒と戦い続けた聖ヨハネ騎士団の旗と同じだね。(色は少し違うけど。) 中世のアマルフィの商人たちが聖地に設けた病院が聖ヨハネ騎士団の起源となったとの説もあるんだ。アマルフィの旗と聖ヨハネ騎士団の旗が同じというのは、その説を支持する材料になるかもしれないね。 さて、上の四つの旗を国旗とするヴェネツィア、ピサ、ジェノヴァ、アマルフィに共通するのは、どれも中世イタリアの海洋国家だったということ。その中でもアマルフィは中世海洋国家の先駆的な存在だったんだそうな。 羅針盤の完成者 フラヴィオ・ジョイア
中世イタリアの四大海洋国家の躍進に貢献したのが、12世紀のフラヴィオ・ジョイアという人物。右の画像にあるのは、アマルフィの港に立つ彼の像なんだ。フラヴィオ・ジョイアは、東方から伝わってきた羅針盤を完成させたといわれている。その羅針盤を持ってイタリアの船乗り達は海に乗り出していったというわけだ。
前のページへ
Copyright (c) 2002-2004 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。 |