43. ようやくサン・ジミニャーノ再びシエナ駅に到着したのは 5時半。乗り間違えた列車の往復で 2時間、寂れたバーで 2時間、計 4時間を無駄にしたことになる。ようやく、サン・ジミニャーノ過ぎてしまった時間を取り返すことはできない。ロス・タイムのことは忘れて、とにかく中世の塔の街サン・ジミニャーノに向かおう。
シエナから次のエンポリ行きの列車に乗り込む。今度こそ間違いない。駅員に二度も確認したからね。6時半にポッジボンシの駅で下車。運の悪いことに駅前にタクシーが見当たらない。しかし、ちょうどサン・ジミニャーノ行きのバスが停車している。しかたない。たまにはバスで行くか。 サン・ジミニャーノの城門(サン・ジョヴァンニ門)
私たちを乗せたバスがサン・ジミニャーノの城門に到着したのは 6時半。長い旅だったねえ。ところが、艱難辛苦はまだまだ続く。バスが泊まった城門から、予約をしてあるホテルまでは数百メートルの上り坂。しかも、石畳の道。 つまり、スーツ・ケースの車輪は全く役に立たない。ホテルに着いた時の私は、汗ダクになっていた。
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