1999年6月24日(木曜日) 36. シエナの街へキャンティのワイン村でエミリア・ロマーニャとトスカナの旅の中休みを取り、今日は旅の六日目。そろそろ旅も終盤に近づいてきたね。今からシエナ市内を観光してから、次の目的地に移動することにしよう。キャンティのお邸と廃墟キャンティのワイン村にあるホテルのフロント係が呼んでくれたタクシー。その車にスーツ・ケースを載せ、シエナ市内に向かう。私たちを乗せたタクシーは、キャンティのブドウ畑の中の道を走る。ところどころに石造りの豪邸がある。1980年代に人気を取り戻したキャンティのワインで成功した人々の邸だろうか。他方で、廃墟となったお邸もちらほら。キャンティが復活するまで持ちこたえることが出来ず、土地を離れてしまった人々の邸の跡だろうか。 シエナ到着シエナ駅の前でタクシーを降りたのが朝の 9時半。
まずはシエナ駅のコイン・ロッカーにスーツ・ケースを預ける。スーツ・ケースが入るほどに大きなロッカーがあって助かったね。それにしても、ロッカーには日本語の表示があったのに驚いた。ここにも日本人はたくさんやってくるんだ。私たちもそうだけど。 トロメイ宮殿の前のシエナの狼シエナ駅からシエナ市内までは、バスに乗った。タクシーを使わないなんて珍しいこともあるもんだ。というのも、このシエナ駅のタクシー乗り場では、待てど暮らせどタクシーが来ないんだもの。仕方なくバスというわけだ。中世の面影を残す狭いバンキ・ディ・ソプラ通りに面して、トロメイ宮殿がある。その前に立つ円柱の上には、シエナの狼の像(下の画像)。この狼は、シエナの象徴なんだって。というのも、ローマと同じく、シエナを築いたのは狼に育てられたロムスとレムスだったと信じられているから。
但し、実はシエナの起源は古代エトルリア人が築いた街だとされているけどね。 商人のロッジア
バンキ・ディ・ソプラ通りを歩き続けると、やがて「商人のロッジア」と呼ばれる建物(右の画像)が見えてくる。その建物の横にある石段を下れば、そこにシエナの街の中心となっているカンポ広場があるんだ。
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