12. 聖アンドレーア礼拝堂(ラヴェンナ)大司教館付属博物館(ラヴェンナ)フィレンツェのドゥオモやピサのドゥオモと比べ、極めて地味なラヴェンナのドゥオモの隣にある大司教館付属博物館。マクシミアヌスの象牙の司教座
そこで見ることが出来るのが、マクシミアヌスの象牙の司教座。(右の画像は絵葉書からの取り込み。)マクシミアヌスというのは、アリウス派を信仰していた東ゴート王国が崩壊した後、ラヴェンナの初代大司教となった人物。アリウス派の為に建てられたラヴェンナの教会(例えば先ほど見たサンタポリナーレ・ヌオヴォ教会)を、カトリックの為に聖別したのがこのマクシミアヌスなんだ。 そのマクシミアヌスに象牙の司教座を贈ったのは、東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス(コンスタンティノープルにアヤ・ソフィア大聖堂を建てた皇帝)だと言われている。なるほど、権勢を誇った皇帝の贈り物らしい、見事な浮き彫りを施した豪華な椅子だよね。 聖アンドレーア礼拝堂に見る輝くモザイク画更に、大司教館付属博物館の中にある聖アンドレーア礼拝堂(6世紀)が素晴らしいんだ。小さな礼拝堂の入口の天井には、「戦うキリスト」のモザイク画(下の画像)。
キリストがライオンと蛇を踏みつけているんだけど、こんなキリストの姿って非常に珍しいよねえ。(でも、カラヴァッジョが描いた「馬丁たちの聖母」では、幼いキリストが蛇を踏みつけているけどね。) そして、祭壇の上には濃紺の地に金色に輝く十字架と星。その上に金地に浮かび上がるキリストと聖人たち。
小さな礼拝堂の壁一面が光り輝くモザイク画に覆われている。でも、画像では十分に伝わらないような ・・・ いつか皆さんも自分の目で見に行ってくださいね。
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