晩秋のヴェネツィア(イタリア)

(1996年11月)

06. サン・マルコ寺院 -1. (ヴェネツィア)

歴代のドージェが住んだドゥカーレ宮殿(ドージェ宮殿、ヴェネツィア総督宮殿)の隣にあるのはサン・マルコ寺院。次はそのサン・マルコ寺院を歩く。

ヴェネツィアの守護聖人 サン・マルコ
に捧げられたサン・マルコ寺院

ドゥカーレ宮殿の前に立つ石柱の上にある有翼のライオン(右の画像)によって象徴されるサン・マルコ(聖マルコ)は、ヴェネツィアの守護聖人。

そのサン・マルコのためにヴェネツィアの人々が建てたのがサン・マルコ寺院だった。

サン・マルコ寺院
  • 828年、商人たちの手によりエジプトのアレクサンドリアから聖人サン・マルコの遺骨がヴェネツィアに運び込まれた。

  • 832年、サン・マルコの遺骨を収容するために、最初のサン・マルコ寺院が聖別された。

  • 1063 - 1071年、新たにギリシャ十字型の教会を建築。

  • 14 - 16世紀にかけて、ゴシック様式に改装。

  • 1807年には、ヴェネツィア大司教の聖座が置かれた。

洪水のサン・マルコ寺院の前で働くお巡りさん(ヴェネツィア、イタリア)
右の画像は、そのサン・マルコ寺院の内部(絵葉書)なんだけど、長年の地盤沈下によって床がデコボコになっているんだ。数々のお宝と同じく、デコボコの床も必見だよ。
ヴェネツィアの船着場にある石柱の上に立つサン・マルコのシンボル 有翼のライオン(イタリア)
ヴェネツィアにとっては、とっても大事なサン・マルコ寺院。でも、洪水からは逃れられないよねえ。

更に増え続ける水。益々集まってくる人々を整理するために、お巡りさんもずぶ濡れで大活躍している。

ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の内部(イタリア)

ヴェネツィアの守護聖人 サン・マルコ(聖マルコ)

ところで、サン・マルコって誰だか、知っている人は多くはないだろうな。もちろん、私も知らなかった。で、手許にある「聖書辞典」で調べた結果、サン・マルコについて以下を勉強しちゃいました。

サン・マルコ(聖マルコ)
  • エルサレムの裕福な家に生まれた。

  • パウロは伝道の旅にマルコを連れて行った。マルコはパウロと共にキプロスを訪れている。

  • ローマの教会の基礎を築いたパウロにとって、マルコは重要な側近だった。

  • マルコは聖書の中の「マルコによる福音書」を書いた人物。西暦70年頃のことと推測されている。彼の著した福音書の中では、イエス・キリストの人間性が豊かな表現されていると言われる。

  • マタイやルカが福音書を書いた際には、マルコによる福音書を参考にしたと考えられている。

水に浮かぶサン・マルコ寺院 (ヴェネツィア)

このページの最後に、洪水のサン・マルコ広場から見たサン・マルコ寺院が下の画像。ヴェネツィアが水の都だといっても、こんな風に水に浮かぶサン・マルコ寺院はちょっと珍しくないか。

洪水のサン・マルコ広場とサン・マルコ寺院(ヴェネツィア、イタリア) 洪水のサン・マルコ広場とサン・マルコ寺院(ヴェネツィア、イタリア) 洪水のサン・マルコ広場とサン・マルコ寺院(ヴェネツィア、イタリア) 洪水のサン・マルコ広場とサン・マルコ寺院(ヴェネツィア、イタリア)



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