晩秋のヴェネツィア(イタリア)

(1996年11月)

1996年11月23日

03. ヴェネツィアの朝

ラグーンの朝陽 (ヴェネツィア)

朝早くホテルのレストランで朝食をすませる。食事の後は、レストランの横のテラスへ出てみたんだ。ちょうど晩秋の遅い朝陽が顔を出したところ。昨日のとんでもない天気とはうって変わって、今日は青空が広がっている。観光日和になりそうだね。

ラグーンの朝陽(ヴェネツィア、イタリア)

というわけで、朝食も済ませたことだし、とっとと身支度をして出かけなきゃ。でも、・・・刻々と変わる朝のヴェネツィアの風景に見とれてしまった。しばし、ホテルのテラスで時間を過ごす。(寒いけどね。)

ヴェネツィアの朝(イタリア)






サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会

朝陽の右手には、大運河(カナル・グランデ)の向こう側に、サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会が見えている。こちら側の船着場には、無数のゴンドラが朝寝をしている。下の画像の右端に写っているテラスの向こう側の赤い壁は、ドゥカーレ宮殿のものだ。

朝の大運河とサンタ・マリア・デラ・サルーテ教会(ヴェネツィア、イタリア)

ペストと海洋帝国ヴェネツィアの落日

1348年から1349年にかけて、ヴェネツィアをペストが襲った。ペストの嵐が治まった時、ヴェネツィアの人口は半分以下に激減していたんだそうな。その後、ヴェネツィアは幾度かペストに襲われた。

そして、1630年、ゆっくりと繁栄の坂を下るヴェネツィアを、またもやペストが襲った。その災禍が去った時、人々は神に感謝を捧げるために新しい教会を建てた。それが上のサンタ・マリア・デラ・サルーテ教会

ペストの脅威は次第に小さくなっていた。でも、コロンブスのアメリカ発見ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマによるインド到達などに続く地中海貿易の地位低下、そしてフランスなどの大規模領域国家の成長などにより、かつての海洋帝国ヴェネツィアの衰退は止まらない。そのヴェネツィアの息の根を止めたのはナポレオンだった。(おっと、いけない !! ついつい「ヨーロッパの歴史風景」になっちゃった。)

イタリア・マルタ ホテル検索


イタリア・マルタ ツアー検索


関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。(本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。)






ヨーロッパ三昧とヨーロッパの歴史風景

このサイト「イタリア三昧+マルタ」には、下の姉妹サイトもあります。ヨーロッパに興味のある方は寄り道してくださいね。

ヨーロッパ三昧 バナー このサイト「イタリア三昧+マルタ」の本館「ヨーロッパ三昧」。ヨーロッパ24カ国と香港の旅行記。また、レストラン食べ歩きレポートには、イタリア各地のレストラン・ガイドのコーナーもあります。これも参考になるかな。
ヨーロッパの歴史風景 バナー このサイト「イタリア三昧+マルタ」の姉妹サイト「ヨーロッパの歴史風景」。ヨーロッパ各国の歴史に重点を置いてある。



Copyright (c) 2001-2004 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。