24. バルジェッロ博物館 - 2 (フィレンツェ)私にとってフィレンツェのバルジェッロ博物館で目を引いた展示品はチェッリーニ作の「コシモ・デ・メディチの胸像」なんだけど、一般的にはバルジェッロ博物館の目玉といえば、ミケランジェロとドナテッロかな。ミケランジェロの「バッカス」
というわけで、まず御紹介するのは、ミケランジェロの彫刻「バッカス」像(右の画像)。この作品は、ローマはヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂にある「ピエタ」と同じ頃の作品なんだそうな。この「バッカス」には古代彫刻の影響があると言われているんだけど、ヴァティカンで制作をしながら、ヴァティカンで見ることの出来る古代彫刻を研究したんだろうかね。 この「バッカス」は、ワインを飲んだからか、うつろな視線と些か開いた口が特徴なんだそうな。同じくフィレンツェにあるアカデミア美術館に見るミケランジェロの「ダヴィデ」像とは対照的ということかな。しかし、イタリアの首都ローマや古都フィレンツェに数々の作品を残すミケランジェロ、彼の作品を見て歩くだけでも、大変だ。 |
ドナテッロの「ダヴィデ」と「洗礼者ヨハネ」そして、このフィレンツェのバルジェッロ博物館のもう一人の主役が、フィレンツェの国父と称されたコジモ・デ・メディチと同時代に生き、フィレンツェのルネサンスをリードした芸術家ドナテッロかな。まず、下左の画像に写っているのは、ドナテッロの「ダヴィデ」像。メディチ家の国父コジモの依頼で制作したこのドナテッロの「ダヴィデ」は、アカデミア美術館に見るミケランジェロの「ダヴィデ」とは対照的な表現だよね。
そして、上右の画像に写っているのは、同じくドナテッロの手による「洗礼者ヨハネ」像。そう、西暦26年にヨルダン川でイエス・キリストに洗礼を施した洗礼者 聖ヨハネを描いているわけだ。
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